かしこい公共交通の利用者になろうよ
立派な道路でも、クルマがいっぱい。
さあ、どうすればいいでしょう?
第6回FEEL賞「環境ショート映像3min.コンテスト」の大賞に選ばれた作品です。
「かしこい公共交通の利用者になろうよ」について
「交通を考える研究会」は、仙台の公共交通を上手に使いたい人や、使ってもらいたい人の集まりです。
平成21年から、「バス使いになろうよ」と称して、ふだんバスを利用しない人でも迷わずに乗れる、わかりやすいバス・インフォメーションの情報発信に取り組んでいます。
「のりこ様シリーズ」は、この一環で制作している「仙台の路線バス利用初心者のためのCM風映像」です。
利用者の視点から、路線バスを利用するときの実践的な知識を盛り込んだ“楽しく・わかりやすい”映像を目指しています。
平成21年度は、約1分の映像を4本制作し、WEBサイト「バス使いになろうよ」で公開を始め、その後も、少しずつ制作を続けています。
「かしこい公共交通の利用者になろうよ」は、他の一連の作品が「バスに乗る時に役に立つ」ことを目的に制作されているのに対して、少し趣旨が異なり、「バスを利用すること自体を啓発する」ことが目的となっています。
つまり、WEBサイト「バス使いになろうよ」のCMという位置づけです。
「かしこい公共交通の利用者になろうよ」で表現されている効率的な道路空間利用のアイデアの元ネタは、ヨーロッパのとある都市の行政機関のポスターです。
といっても、交通研メンバーが実際にそれを見たわけではなく、ヨーロッパに視察に行った人が見せてくれた写真が、出発点になっています。
それ以来、パワーポイントのスライドにしてみたり、まちフォで制作された「バスの乗り方DVD」の一部に採用されたりといった経緯を経て、平成22年度に、のりこ様シリーズの番外編として、誕生したものです。
この映像を、「FEEL Sendai(杜の都の市民環境教育・学習推進会議)」さん(事務局:仙台市環境局環境部環境都市推進課)が実施された「第6回FEEL賞:環境ショート映像3min.コンテスト」に応募しました。
コンテストには19作品の応募があり、大学や協力団体等(計9か所・参加者438名)の審査を経て、平成22年11月14日(日)にせんだいメディアテークで開催された「環境フォーラムせんだい2010」で、一次審査を通過した上位8作品が上映されました。
この会場で、大賞1作品・準大賞3作品の発表と表彰式が行われ、「かしこい公共交通の利用者になろうよ」が、大賞に選ばれました。
映像は、最近のWindowsに搭載されている「ムービーメーカー」というソフトで編集しています。
一枚一枚のコマには、「パワーポイント」というプレゼンテーションソフトで、メンバーが撮ってきた写真や文字をレイアウトし、コマの枚数分、画像ファイルに書き出したものを使用します。
ナレーションの声は、ワープロ入力した文字を音声合成ソフト(フリー版)で読み上げ、WAVEファイル形式に録音したものです。
BGMは、著作権フリーの音楽素材です。
編集は、映像製作には素人の交通研メンバーが、手探りで取り組んでいます。
ということで、製作費は、基本的にゼロです。
非営利目的で制作していますので、無断で業務等に使用されることのないよう、お願いいたします。